まずはこちらをご覧ください!https://www.youtube.com/watch?v=9NSgt7YuPBc
↑こちらは美味しんぼ第79話のリンクです
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美味しんぼ Blu-ray BOX1【Blu-ray】 [ 井上和彦 ]
太陽の情報
生命の木:ホド(水星)とイエソド(月)を繋ぐパス30
ヘブライ文字:シン(頭)
占星術対応:太陽
ブログの補足情報
赤字は・・・ポジティブな側面
青字は・・・ネガティブな側面
太陽 1. 「自ら作り上げてしまった考え」
主人公の山岡を含めた一同が昼に行きつけの洋食屋にカキフライを食べに行く
そこの料理長はいつも元気なのだが、その日は元気がない様子
その訳を聞いてみると・・・
あるフランス料理のシェフが同郷という事もありライバル心を抱いてやってきたが
そのシェフがある日、有名になり本などで取り上げられるようになった
勝手に同郷だからという理由で意識していたが
今は状況は、ただの洋食屋の料理長と有名なフランス料理のシェフ
いろんな点で差をつけられてしまって、意気消沈にしてしまう
洋食屋も繁盛していて、状況としてはなに不自由ない状況なのだが
料理長の頭の中に元々フランス料理>洋食という意識があり
本当に差が開いたかどうかさておき、開いてしまった気になった
太陽 2. 「知らないを恐れるか?驚きと捉えるか?」
そこで、主人公は有名になったフランス料理のシェフと関係性を作るために彼の店に食べに行く
そこで牡蠣を注文するのだが、その店にはワインしか置いていない
牡蠣にはワインが合うというのがフランス人の考えであり
そのシェフも深く考えずに牡蠣にはワインと思い込んでいたからだ
しかし、主人公の山岡が持ち込んだ日本酒と牡蠣の組み合わせを試してみると
そのシェフの牡蠣にはワインが合うという思い込みが瓦解していく
そこで、才能のあるその彼は牡蠣と日本酒の組み合わせに無駄に抵抗する事なく
それを素直に受け入れていく
今までフランス人はこういうのが美味しいと思っているのかと思い、追求しなかった
なぜ、山岡はそんなことしたのか?というと
フランス料理は絶対ではないということを証明したかったから
太陽 3. 「自分の思い込みだと気づくこと」
後日、山岡はそのフランス料理のシェフを連れ
行きつけの洋食店に向かう
落ち込んでいた料理長は彼の来店に驚き緊張しつつもカキフライを作り、食べてもらう
その出来は素晴らしく、フランス料理のシェフはカキフライに感激する
さらにそれが大衆的な店で食べられるという点は
自分がやっている事とはまた違って素晴らしいと褒めて
彼は喜び、また自信を取り戻す
太陽のまとめ. 「未知という名のサプライズに喜べるか?」
太陽は思いがけない驚きと喜びのカードだが、
この回では、洋食屋の料理長は自分の存在価値を知ることができた!!
大人になると本当に都合良く生きてしまう
嫌いな食べ物がなくなったと言ってる人も、実は嫌いなものを食べない生き方をしてるだけだったり
色々と考えているとは言いつつも、自分が得意な事を考えをているだけだったり
合理的と言って仕舞えばそこまでで、別にそれ自体は別に悪いことではない
しかし、嫌なものを一切合切無化させているだけなのに
何でもでござれ的な自分になった思い込んでいるとなるとタチが悪い
そのうち、子供なんかに好き嫌いはダメだとか勉強しなさいと言い出す
実際のところ、大人は自分の見たいように太陽を当てて全部を見た気になっている
今回の料理長もそう
自ら洋食とフランス料理は別物と言っているのに
次の瞬間には、洋食はフランス料理より下みたいな事を言う
「えっ!別物じゃないの!?」と言いたくなるが
料理長の頭の中では同じ所にあるのだろう、だから比べる
この問題は、その人が何故そう思うのか?という所が問題点である
物語からも分かるように
最後、料理長が偉くなったわけでも、フランス料理が地に落ちたわけでもない
料理長の中のカテゴライズの仕方が変わって一件落着しただけである
これは実は一時的な解決でしかない
未だ、この料理長の中では未だフランス料理は上なのである
洋食より上のフランス料理の方に認められたから自分も自尊心を持ってやっていける!となっているが
フランス料理>洋食は変わらず
自分の立っている場所が前と違う場所になった
それが前よりも自分が良いと感じる場所に移っただけである
フランス料理は上という価値観は消えずとも
洋食とフランス料理は違うんだという逃げ道ができたのは
精神衛生上良いのだろう
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